ハーレーのメーターをデジタルに交換
ハーレーといえば豊富なカスタムパーツがあり、ルックスやエキゾーストノートをオリジナルにすることで楽しむユーザーが多いです。しかし、メーターを交換している人は少ないのではないでしょうか。
おすすめするのは、デジタルメーターです。スピードが針ではなく数字で表示されるので視認性も高まります。デジタルメーターを選ぶときは、ケーブルレスで取り付けられる電気式がおすすめです。
また、メーターには、タコメーターとスピードメーターの2種類がありますが、両者が同一パネルに表示される一体型のオールインワンタイプがおすすめです。オールインワンタイプには、水温やギアカウントを表示するタイプもあります。一般的には、タコメーター情報がゲージ状に表示され、スピード情報は数字で表示されます。
交換の手順は、最初に元のアナログスピードメーターを取り外します。新しいメーターが電気式の場合は、スピードメーターケーブルは不要なため引き抜いてしまいます。その際にメーターギアボックスは取り外す必要はありません。
次に、ACC電源を引き出します。ACC電源はキースイッチをオンにした時だけ電流が流れる電源です。ACC電源のプラスを見つけるには、キーをオンにした状態でテスターで電圧が触れるところを探すと見つけやすいです。マイナス側については、フレームがマイナスですのでマイナスをバッテリーから引き出す必要がありません。
その次には、スピードセンサーを取り付けます。一般的にはブレーキローターのボルトに固定します。そして、もともとアナログメーターがあったところに、新規にデジタルメーターを設置します。金属ステーなどを活用して頑丈に固定しましょう。動作テストで問題なければ完了です。
注意点としては、ハーレーのボルトはインチタイプですので、インチ用の工具を使用することと、メーターを交換すると走行距離が0にリセットされることです。