ハーレーのエンジンはハイオク仕様!燃費のためにもハイオクガソリンを入れるようにしましょう

マフラー

ハーレーの燃料はハイオクガソリンが標準です。もちろんレギュラーガソリンでも問題なく走れますが、よほどのことがない限りはハイオクの利用がおすすめとなっています。なぜならハーレーのエンジンはハイオクガソリンの使用でベストな性能を発揮するよう設計されているからです。
では、あえてレギュラーガソリンで走行するとどうなるのでしょうか。結論からいうとエンジンが持ち前の性能を発揮できず燃費が悪化してしまいます。ハイオク仕様のエンジンとオクタン価の低いレギュラーガソリンの組み合わせでは、十分な燃焼効率が得られず、ガソリンがもつエネルギーを十分には引き出せないからです。ハーレーのエンジンはシリンダーヘッドの形状、圧縮率、キャブレターのバランスなどが通常のレギュラー仕様車とは根本的に異なります。
こうした点から考えても、やはりハーレーにはハイオクガソリンを入れた方が良いのです。

ハイオク仕様のハーレーにレギュラーガソリンを入れると排気の質も悪化します。これは燃焼効率の悪化にともなって、ピストン内でのノッキングが増えるからです。このノッキングの増加はエンジンの不調やピストンの破損にもつながる危険なインシデントとなっています。また、こうしたエンジンの不調は走行性能や燃費にも大きな影響を及ぼす問題です。エンジンの不調から思ったようなパワーが得られず、不必要にアクセルを開けるようになると、当然のことながらそれにともなって燃費も悪化してしまいます。バイクの性能はすべてのコンディションが揃ってこそ発揮されるものです。

バイクのコンディションの維持、走行性能、燃費のことを考えるなら、ガソリンはマニュアルに指定されているとおり、ハイオクガソリンを使用するようにしましょう。

走っているバイク